ラベリング

ラベリング・トランスクリプション・セグメンテーション,といろいろな言い方がありますが,とにかく「発話を何らかの単位に区切って名付ける」操作について以下にまとめます。

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私見ですが,PraatやWaveSurferのような最近の音声分析ソフトの場合,このステップに知識と時間をかけるべきだと思います(例えば,Shattuck-Hufnagel, S. & Turk, A. E. (1996). A prosody tutorial for investigators of auditory sentence processing. Journal of psycholinguistic Research, 25(2), 193-247. 等をご一読下さい)。

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(1) Soundファイルを選んでAnnotate - To TextGrid...

ウィンドウが開いてAll tier namesとWhich of these are point tiers?をきかれます。All tier namesには必要な記述レベルを入れます(例えばsegments words phrasesなど。各層の間は半角スペースです)。Which ofthese...?には通常は音韻なりポーズなりの間隔をラベリングしたいのでブランクです(point tierでなくinterval tierを作りたい)。

(2) SoundファイルとTextGridを選択してEdit

開かれたTextGridEditor上で必要な分析を行い,区切りを決めます。

(3) Interval->Add interval on tier x

xには適切なtier番号を指定します。TextGridEditor画面のメニュー下に文字入力用ウィンドウが開いていますので,適宜入力します。

(4) ラベリングデータの保存: TextGridEditorのFile -> Write TextGrid to text file...。

適当な場所に適当な名前で保存。

と,こうなります。

[ラベリングデータの使い道: 音声分析用フレームの作成]

 (1) もともとのPraat Objectウィンドウで,保存されたTextGridファイルを選択してAnalyse -> Extract tier...。 必要なTierを番号で指定。

(2) でき上がったIntervalTierを指定してConvert -> Down to TableOfReal(any)

(3) でき上がったTableOfRealファイルを指定してWrite -> Write toheaderless spreadsheet file...。適当な場所に適当な名前で保存。

(4) 保存されたファイルを(例)Microsoft Excel等で開くと各間隔ごとにStart・End・Durationのデータが手に入ります。このファイルに測定した音響特性を入力していくことにしましょう。

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